アメリカン・グラフィティ ~映画~
こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・田中歯科クリニック
の田中宏和です。
本日は私の好きなDVD 第二弾 「アメリカン・グラフィティ」
です。
もし、無人島に1枚だけDVDを持っていくとなったら
私の場合、迷わずこれです! 笑
1962年のサンフランシスコを舞台にしており、
ハイスクールを卒業したそれぞれの登場人物の旅立ちを翌日に控えた
夕刻から翌朝までの最後の一夜の出来事を追うワンナイトものです。
ストーリー自体に何か特別なものがあるわけではないのですが
青春時代の甘くて酸っぱいエピソードがタイトル通り
「落書き」(グラフィティ)のように綴られていて、
その描写が何とも言えずに好きなのです!
また、私の大好きなオールディーズの曲が全編にわたって
散りばめられており
これが古き良きアメリカ好きには堪らないのですね。笑
また、低予算で撮ったためか(?)、夏の設定なのに実際は
冬に撮影が行われており吐く息が白くなっているシーンもあり、
役者たちは薄着で暑そうな素振りをしながら
カットが掛かると、急いでコートに飛びついた、
というエピソードもあります。
私が最初に観たのは高校生の頃でした。
最初の感想は「何だかわからないな」と思いましたが
これも観るたびに味があり
好きになっていった映画ですね。
「スタンド・バイ・ミー」と同じく30回は観ています。笑
故郷での最後の夜を楽しく過ごそうとそれぞれが
誘い合い、アメ車で町に繰り出します。
酒を買おうと四苦八苦したり、
暴走族の仲間に無理やり入れられたり、
マセた女の子に迫られたりという
数々のエピソードが当時のヒットナンバーに乗せて
軽やかに描かれていますが、やがてそれぞれの
決意を秘めた朝がやってきます・・・
アメリカがベトナム戦争に参戦する以前の
「楽しい時代」を1970年代に描いたことにより
戦争のトラウマを別の面から浮き上がらせたという
側面もあるようですね。。
あちこちの登場人物のストーリーが同時進行で
ごちゃごちゃしているので好き嫌いがハッキリ分かれますが
まだの方はぜひ一度ご覧になっていただきたい映画です。
この時代のアメリカに生まれたかったなぁ~
なんて私は思っています。 笑