学会・検討会・歯科医師会

小学校の歯科講話

こんにちは。

目白バイオインプラントセンター・

田中歯科クリニックの田中宏和です。

 

先日、校医を務めております高南小学校で

歯に関する授業をしてきました。

学校歯科医の役割として主に

春と秋の歯科検診、就学時歯科検診の他に

学校へ出向いて歯に関する講話を行うと

いうものがあります。

学校によっては朝礼時に全校生徒の前で

話をするところもあるみたいですが、

高南小学校では、今年は3年生の教室で

1時限お時間をいただいて歯に関する

授業を行う事になりました。

学校で授業を行うというのが全く初めての私は

(ちゃんと喋れるのか?)

と不安とワクワクを半分ずつ抱えながら

当日を迎えました。。

 

3年生は2クラスあるので、それぞれ1時間ずつ

もらってやる予定が、新型コロナウイルスの

影響で1クラスが学級閉鎖となってしまい、

残念ですが、そのクラスの元気な生徒には

自宅でリモートで授業を受けてもらうという

事になってしまいました。

仕方ないですよね・・・

最初に学級閉鎖をしているクラスに入って

カメラの前で20分程度 歯の模型を使って

講話を行いました。

直接 生徒さんたちの前で話すのであれば、

リアクションがすぐに返ってくるのですが、

教室には校長先生と養護の先生、担任の先生だけが

いる中でカメラに向かって喋るというのは、

地味にプレッシャー!?で、

最初は少し声が上ずっていたかと(笑)・・・

しかし先生方も時折頷きながら

聴いてくださり、画面の向こうの子どもたちも

こちらの言葉に反応してくれているのが

なんだか嬉しくて、ベラベラと話して

しまいましたね。。

 

せっかく授業をするならこちらもきちんと

原稿みたいに作ってやることも

当初は考えたのですが、

前任の校医から

3年生だと難しい言葉はわからないし

退屈するから、子供が興味を持てるテーマにして

咬み砕いて話したら良いよ!

とアドバイスをいただいていたので

むしろ子供たちの反応を見ながら

歯の大切さを少しでも理解してもらえるようにと

思いつくままに講話をさせていただきました。♪

 

そのあとは、生徒さんのいる教室に移って

養護の先生の主導で1本ずつ歯が取り外せる

顎の模型を区から人数分借りていたので、

それを使っての歯と顎の形態やそれぞれの歯の

役割を学ぶ実習をしました。

私は教室の中を回りながら、手伝いをしたり

そうすると生徒さんがいろいろ話しかけてきたり、

質問したりしてくるので、それに答えながら

あっという間に45分の授業時間は

終了しました。

 

高南小学校のみんなはとっても素直で

可愛らしく、屈託がないなぁ・・・

というのが率直な感想です。

そして歯科校医1年目の私には

ものすごく新鮮で楽しかったです。。

これを書いている今も余韻に浸っている

ような状態です。(笑)

 

また、来年度の春の歯科検診で

みなさんの笑顔に会いにいきますね~(^^♪