プライベート

読書

こんにちは。

目白バイオインプラントセンター・田中歯科クリニックの

田中宏和です。

 

私の趣味の1つに読書があります。

 

忘れもしない小学校1年生の時に父と一緒に

書店で「とうめいにんげん」という本を買ってもらい

それまでは母に読んでもらうだけだった本というものを

自分で読破できることに喜びを感じて

以来毎日のようにその書店にお小遣いを

握りしめて行ったものでした。

(本を買うんだというと両親も喜んで

 お金を出してくれましたし・笑)

 

今も電車に乗っているときや少しでも何か時間が空いた時は

文庫本を広げています。

不思議なもので、忙しい時ほど読書の量は進み

時間があるときにはさほどではないな、というのを

実感しますね。。

どうしてでしょうかね? 笑

 

私は「○○すべきである」のような指南書を読むなど

本によって何か知識を増やしたいとか

教養を得ようとは特に思っていません。

(そういうのは歯科の本だけで充分です・笑)

へんな言い方をすれば、読んだ端から忘れていくような

単純に読んでいる時間にそれに没頭できる娯楽本が

好きです。

純粋なパスタイムなわけですね。


「野球の国 奥田英朗」

この作家の文章というか雰囲気が好きで

ほとんどの作品を読破しています。

何気ない日常を自分の視点でみつめる作法なので

読んでいても疲れないのですね。

ご自身でプロ野球のキャンプから公式戦まで、日常生活を含めて

日本各地と台湾を廻って書きつづったエッセイです。

「一人旅は思いがけず楽しかった。アローンだが

 ロンリーではなかった」

という言葉通りに、自由気ままに旅の様子が描かれています。

「楽しそうだなぁ、羨ましいなぁ」

というのが読んだ後の素直な感想です。

そしてちょっぴり自分も同じ体験をさせてもらった

ような気も・・・



今は子供がいるので、自分だけの時間を

なかなか持てないのですが
いつかはこんな一人旅をしてみたいと思っている私なのです。

 

今一番したいことは? といわれたら・・・

南の島でビーチベッドに寝っ転がって

太陽の陽射しを浴びながら、そして

波の音を聞きながら思いっ切り読書をしたいですね~

もちろんビール片手に・・・笑