パラクライミング 世界選手権
こんにちは。
目白バイオインプラントセンター・
田中歯科クリニックの田中宏和です。
昨日、診療が終わってから月に一度参加させて
いただいているモンキーマジックのクライミングに
娘と行ってきました。
目の見えない、見えにくい方も
耳の聞こえない、聞こえにくい方も
そうでない方も、一緒になってクライミングを
楽しむ団体なのです。
声かけしやすいように背中に色の違うテープに
自分のニックネームを書いて貼ります。
私はみなさんが決めてくれた「革ジャン」です。笑
いつも午後6時から9時までやっているのですが、
私は仕事があるため、残りの1時間だけ参加させていただく
感じなので・・・ちっともうまくなりません。(-_-;)
それに対して娘は、唯一の小学生ということで
みなさんに声をかけていただき、可愛がっていただき
着々と上達している様子です。
壁についているこれをホールドといいます。
いろんな形のホールドがあり、掴みやすいもの
そうでないもの、それぞれの特性を理解して
登らないとうまくいきません。
丸いホールドは掴みにくく、滑ってしまうのですね~
TVのCMなどで、ジャンプするように次のホールドに
手をかけるシーンをご覧になったことがあるかと
思いますが、ああいうのはホントに上級者ですね。(^^♪
あ、もちろん私も遠い(?)将来の目標にして
おりますが・・・笑
いつも最後の1時間は、4~5人のグループに
分かれて、練習します。
娘は私と同じ班になるのを嫌がるので( ;∀;)
時々、様子を見に行くと・・・
目の見えない方、見えにくい方のサポートを積極的に
しているようで、こういうシーンを見るのは
嬉しいですね。
家ではわがままばかりですが、しっかり声を出して
「10時の方向に1mです!」
「もうちょっと・・・が~んば!」
なんてやってました。。。
すみません、親バカですね~ (^^♪
話が前後しますが、組み分けする前の
ミーティングです。
ここでは、主にモンキーマジックの連絡事項などが
発表されます。
今日はいつもお話される代表の小林さんの姿が
ありません。。
小林さんは28歳の時に目の病気になり今は全盲です。
いつも白杖をついていらっしゃいます。
目の見えない人も、そうでない人も一緒に
同じ条件でクライミングを楽しむ!
のが小林さんの考えたモンキーマジックのコンセプト
なのです。
あ、それから今日はいつも元気なノブさんとミチピンの姿も
ないなぁ・・とちょっとがっかりしていると
スタッフのもっさんの話が始まりました。
なんとモンキーマジックの代表の小林幸一郎さんは
フランス・パリで行われるクライミング競技の
最高峰 世界選手権に日の丸を背負い出場するため、
今ちょうど飛行機の中だそうです。
そして、その飛行機を操縦する機長が
このモンキーマジックに誘ってくれた中学の同級生で
あるUくん、副操縦士もモンキーマジックのメンバー
だそう・・(^^♪
現地でも我々の分まで応援してくれるでしょう。
Uくんがどんな企画を会社に持ち込んで実現したのかは
わかりませんが、素晴らしい、粋なそして最高の
サポートですね!!
やるな、同級生~!
画像は出発の前にロビーで撮った写真が
もうさっそくFacebookにアップされていたのを
拝借しました。
この世界選手権、日本人は全部で4人出場します。
小林さんのカテゴリー(B1)の決勝は17日の現地時間
19時からとのことです。
2年前のスペインでも金メダルを獲得された小林さんの
健闘を祈るとともに心よりエールを送ります。